LCC=格安航空会社の「ピーチ・アビエーション」は、世界的なサプライチェーンの混乱の影響で、新しい機体の納入が遅れているとして、年末年始の期間、拠点を置く関西空港と、札幌や沖縄などを結ぶ便の一部を欠航すると発表しました。
ピーチ・アビエーションは、12月27日から来年1月13日までの年末年始の期間、関西空港と、札幌、鹿児島、そして沖縄とを結ぶ便の一部、合わせて92便を欠航すると発表しました。
世界的なサプライチェーンの混乱の影響で、大手航空機メーカー「エアバス」で製造に大きな遅れが発生し、11月に予定されていた新しい機体の納入が遅れたためだとしています。
欠航する便を予約していた人は、およそ5900人に上るということで、払い戻しや別の便への振り替えで対応しているということです。
新しい機体の納入時期は決まっていないということで、ピーチ・アビエーションは「年末年始の欠航ということで、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。今後、新しい機体の納入がさらに遅れて影響が出る場合には、事前にお伝えします」としています。
-- NHK NEWS WEB