任期満了に伴う宮崎県知事選挙は8日告示され、現職と元知事と新人の合わせて3人が立候補し、17日間の選挙戦が始まりました。
宮崎県知事選挙に立候補したのは、
届け出順にいずれも無所属で、
▽元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏(65)、
▽4期目を目指す現職で自民党と立憲民主党の各県連と公明党が推薦し、社民党が支持する河野俊嗣氏(58)、
▽新人で政治団体代表のスーパークレイジー君氏(36)の3人です。
3人は届け出を済ませたあと、街頭などで支持を呼びかけました。
東国原英夫 候補は「これからアフターコロナの中で地方間競争が始まり、観光や移住、企業誘致のしれつな戦いになる。夢や希望、わくわく感のある宮崎を作っていくためには次元や視点の違う県政を行わなければならない」と訴えました。
河野俊嗣 候補は「今回の選挙は過去を選ぶのか、それとも未来を選ぶのか、その選択だ。3期12年の経験を生かし実績を生かし国との太いパイプを生かしながら暮らしや経済の本格的な回復を図り宮崎の再生を図っていく」と訴えました。
スーパークレイジー君 候補は「宮崎の未来は若者が決めるをモットーに、医療費無償化や子育て支援の強化を訴えていきたい」と訴えました。
選挙戦では、現職の3期12年にわたる県政運営に対する評価のほか、感染者が再び増加し始めている 新型コロナ対策や物価高騰などの影響で落ち込む地域経済の活性化、それに人口減少対策などをめぐって論戦が展開される見通しです。
宮崎県知事選挙は17日間の選挙戦を経て、今月25日に投票が行われ、即日開票されます。
-- NHK NEWS WEB