冬型の気圧配置が強まる中、新潟県佐渡市では13日夜、建物の外壁が崩れるなどの被害が確認され、気象台は強風の影響によるものとみて、当時の気象状況を調べています。
佐渡市八幡では13日夜、建物の外壁が崩れたり、農産物の直売所のトタンの屋根がはがれたりする被害が確認されました。
直売所の運営会社の社長は14日朝、NHKの取材に「従業員から知らせを受けて現場に駆けつけたが、予想よりもひどい状況だ」と話していました。
また、佐渡市消防本部によりますと、13日午後5時すぎ、40代の男性が運転する車のフロントガラスに何かが飛んできてガラスが割れ、男性が手にけがをしたということです。
新潟地方気象台は、強風の影響によるものとみて住民や消防から話を聞いて当時の気象状況を調べています。
また、県は各市町村を通じてほかにも被害が無いか情報を集めています。
一方、東北電力ネットワークによりますと、13日夜から14日朝にかけ、強風の影響で佐渡市と新潟市で合わせて700戸ほどが一時、停電したということです。
-- NHK NEWS WEB