14日、奈良県の山で登山をしていた男性がクマに襲われて崖から転落したと通報があり、警察や消防などが15日朝からおよそ20人態勢で救助に向かっています。
男性がクマに襲われたとみられるのは、奈良県上北山村や天川村にまたがる大普賢岳の登山道で、警察や消防が15日午前8時前からおよそ20人態勢で山に入って救助に向かっています。
警察への通報によりますと、14日午前9時ごろ、登山をしていた大阪 堺市に住む46歳の会社員の男性が、クマに体当たりされ、崖から30メートルほどクマとともに転落したということです。
一緒に登山をしていた会社の部下の男性が、携帯電話の電波が入る場所まで下山して通報しましたが、14日は天候が悪かったため捜索は見送られていました。
その後、天候が回復したことから、警察や消防は15日朝から捜索を始め、現場とみられる登山道へ向かっています。
-- NHK NEWS WEB