16日の東京株式市場、アメリカの景気減速への懸念が強まり、ニューヨーク株式市場で株価が急落した流れを受けて、日経平均株価は400円以上値下がりしています。
アメリカの先月の小売業の売上高が市場予想を大きく下回ったことをきっかけに景気減速への懸念が強まり、15日のニューヨーク株式市場で主要な株価指数がそろって急落した流れを受けて、16日の東京株式市場でも取り引き開始直後から多くの銘柄に売り注文が出ました。
▽日経平均株価、午前の終値は、15日の終値より431円4銭安い2万7620円66銭、
▽東証株価指数=トピックスは、14.51下がって1959.39、
▽午前の出来高は5億2879万株でした。
市場関係者は、「アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会やヨーロッパ中央銀行が相次いで利上げの継続を示したことで、世界経済の先行きへの懸念が強まっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB