サイバー攻撃のリスクの高まりが指摘される中、被害を受けたデータの復旧について、専門業者に依頼したところ「十分な説明がなく高額な費用を請求された」などといった、トラブルが相次いでいるとして、セキュリティーの業界団体は契約時に気をつけるべきチェックリストをまとめ、注意を呼びかけています。
日本データ復旧協会によりますとサイバー攻撃を受けるなどして被害を受けたデータの復旧を依頼した専門業者との間のトラブルの相談が、企業などから相次いで寄せられていて、この3年半で292件に上っているということです。
具体的には、「復旧できなかったにもかかわらず十分な説明なく高額な費用を請求された」とか、「契約直後にキャンセルしたにもかかわらず、すでに作業は始めたといって費用を請求された」といったケースがあるということです。
-- NHK NEWS WEB