東京 杉並区で18日朝早く、原付きバイクと軽自動車が衝突し、原付きバイクを運転していた36歳の男性が死亡しました。軽自動車は現場から走り去ったとみられるということで、警視庁はひき逃げ事件として捜査しています。
18日午前4時半、杉並区井草の新青梅街道で「バイクと軽自動車が接触し、男性が倒れている」と近くを走っていたタクシーの運転手から警視庁に通報がありました。
警視庁と消防が駆けつけたところ、原付きバイクを運転していた東京 中野区の会社員、倉島和久さん(36)が道路脇に倒れていて、病院に搬送されましたが、およそ10時間後に死亡が確認されました。
警視庁によりますと、近くを走っていた車のドライブレコーダーの映像などから軽自動車は反対車線から走ってきた原付きバイクと衝突したあと、その場から走り去ったとみられるということです。
警視庁はひき逃げ事件として車の行方を捜査していましたが、およそ1時間後に現場から2キロ余り離れた中野区内のコインパーキングに同じナンバーの軽自動車が止まっているのが見つかったということです。
警視庁は、この車の所有者などから事情を聴くなどして捜査しています。
現場は西武新宿線の下井草駅から400メートル余り離れた片側1車線の道路です。
-- NHK NEWS WEB