20日の東京株式市場、日経平均株価は一時、800円以上値下がりしました。日銀がいまの大規模な金融緩和策の一部を修正することを決めたことを受けて、日本の景気の減速を懸念した売り注文が広がっています。
20日の東京株式市場は、日銀がいまの大規模な金融緩和策の一部を修正することを決めたことを受けて、午後の取り引き開始直後に幅広い銘柄に売り注文が広がり、日経平均株価は一時、800円以上値下がりしました。
市場関係者は「日銀の金融緩和政策の一部修正は市場にとって大きな驚きだ。外国為替市場で急速に円高が進み、輸出関連企業の業績悪化への懸念が出たほか、金利の上昇により企業の設備投資や個人の住宅などへの投資が控えられるのではないかとの懸念も出ている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB