神奈川県茅ヶ崎市の住宅で55歳の男性が殺害された事件で、22日に逮捕された50歳の容疑者は、男性が営む不動産関連の会社と関わりがあったことが、捜査関係者への取材でわかりました。
警察は2人の間にトラブルがなかったか詳しく調べています。
今月20日、茅ヶ崎市中海岸の住宅で、この家に住む会社員の四方洋行さん(55)が訪ねてきた男に刃物のようなもので刺されて殺害された事件で、警察は行方を捜査していた住所不定の高井靖弘容疑者(50)を22日夜、殺人の疑いで逮捕しました。
調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
容疑者は22日夕方、車に乗って千葉県の茂原警察署に出頭し、落ち着いた様子で「茅ヶ崎の事件を知っていますか。私がやりました」などと話したということです。
警察は、交友関係を中心に捜査を進めていましたが、捜査関係者によりますと四方さんが営む不動産関連の会社について調べる中で、高井容疑者との関わりが浮上していたということです。
警察は、2人の間に何らかのトラブルがなかったか詳しく調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB