覚醒剤およそ1.9キロ、末端の密売価格で1億円余りを航空便でアメリカから成田空港に密輸したとして、47歳の会社員が逮捕されました。
逮捕されたのは東京 目黒区の会社員、沢口慎吾容疑者(47)です。
警視庁によりますと、覚醒剤およそ1.9キロ、末端の密売価格で1億1700万円余りを航空便でアメリカから成田空港に密輸したとして覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。
税関の職員が荷物をX線検査で確認したところ覚醒剤とみられるものが見つかり、警視庁が送り先の目黒区内の集合住宅の部屋に受け取りに来た容疑者を逮捕したということです。
調べに対し「違法薬物が入っていると知っていた」と容疑を認めたうえで、「知人の中国人の親戚を名乗る人物から持ちかけられた」と供述しているということです。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、違法薬物を海外から手荷物として持ち込むケースが減った一方で、国際貨物などで密輸するケースが相次いでいるということで警視庁が警戒を強めています。
-- NHK NEWS WEB