神奈川県茅ヶ崎市の住宅で55歳の男性が殺害された事件で、逮捕された50歳の容疑者は、男性が所有する大阪市内のマンションの家賃を滞納したとして裁判になっていたことが関係者への取材で分かりました。警察は容疑者が裁判などをめぐって不満を募らせた可能性もあるとみて調べています。
今月20日、茅ヶ崎市中海岸の住宅で、この家に住む会社員の四方洋行さん(55)が、訪ねてきた男に刃物のようなもので刺されて殺害された事件では、住所不定の高井靖弘容疑者(50)が殺人の疑いで逮捕され、24日、身柄が検察に送られました。
調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
四方さんは不動産関連の会社を営んでいましたが、関係者によりますと高井容疑者は四方さんが所有する大阪市内のマンションに入居していたということです。
また、このマンションについて、容疑者が数年にわたって家賃を滞納したとして民事裁判になっていたということで、警察は容疑者が裁判などをめぐって不満を募らせた可能性もあるとみて動機について詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB