27日午前、北海道北部の音威子府村にあるリサイクル処理場で屋根の雪下ろしをしていた男性作業員2人が落雪に巻き込まれて転落し、病院に搬送されましたがいずれも死亡が確認されました。
27日午前10時ごろ、北海道音威子府村にあるリサイクル処理場で屋根の雪下ろしをしていた男性作業員2人が落雪に巻き込まれて3メートルほどの高さから軒下に転落しました。
2人は雪の中から救助されて病院に搬送されましたが、いずれも死亡が確認されました。
亡くなったのは60歳と64歳のいずれも会社員の男性で、村からの委託を受けて作業をしていたということです。
警察によりますと雪下ろしは27日午前9時半ごろから行われていて、当時、屋根の上では7人が作業をしていました。
死亡した2人は同じ北側の屋根にいたということです。
作業員はいずれも転落を防ぐ命綱などを使っていなかったということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。
札幌管区気象台によりますと27日午前10時の時点で音威子府村では積雪が1メートル46センチと道内で最も多かったということです。
-- NHK NEWS WEB