信託銀行の間で、デジタル証券に参入する動きが相次いでいます。不動産などの大型の資産をブロックチェーンの技術で小口化し、個人が手軽に投資できるようにすることで、資産形成を後押しするとともに新たな顧客を取り込むねらいです。
デジタル証券は、ブロックチェーンの技術を活用して、デジタル化した有価証券で、不動産や航空機といった大型の資産を小口化でき、個人の投資家にとっては比較的少額の投資が可能で、企業側は資金調達の手段を増やせるメリットがあります。
みずほ信託銀行は、今月から新潟県湯沢町にある温泉旅館の資産のうちの21億円余りについて、1口100万円で2口から購入できるデジタル証券として売り出しました。
-- NHK NEWS WEB