27日朝早く、成田空港の誘導路や周辺で、航空機のタイヤの一部とみられるゴム片が8個落ちているのが見つかり、このうち2つは重さが1キロ以上のものでした。成田空港から今月24日に出発したジェットスター航空の航空機で、タイヤの一部分がなくなっていたとの報告があり、成田空港会社が関連を調べています。
国土交通省成田空港事務所と成田空港会社によりますと、27日午前5時ごろ、成田空港の誘導路や近くの緑地帯に、航空機のタイヤの一部とみられるゴム片が落ちているのを滑走路などを点検していた作業員が見つけました。
ゴム片は8つ見つかり、最も大きいものは重さが1.5キロ、長さが2メートル25センチあるなど、8つのうち2つが1キロ以上の重さで、国土交通省の分類では航空機の落下部品としては最も大きい区分に該当するということです。
成田空港会社によりますと、26日ジェットスター航空から、今月24日にオーストラリアのケアンズに向けて出発したボーイング787型機の右側後ろのタイヤの一部分がはがれているのが到着後の点検で分かったと報告があったため、27日朝、詳しく調べたところゴム片が見つかったということです。
成田空港会社は、落下していたゴム片がこの航空機のものかどうか関連を調べています。
-- NHK NEWS WEB