27日、航空機のタイヤの一部とみられるゴム片が見つかった成田空港の誘導路やその周辺で、27日夜から28日未明にかけて、新たに8つのゴム片が見つかりました。最も重いものは2.7キロあり、成田空港会社はタイヤの一部がはがれているのが確認されたと26日に報告があった航空機との関連を調べています。
国土交通省成田空港事務所によりますと、27日夜から28日未明にかけて、成田空港の誘導路や近くの緑地帯に、航空機のタイヤの一部とみられる8つのゴム片が落ちているのが見つかりました。
最も大きいものは重さが2.7キロ、長さが1メートル70センチあり、8つのうち2つが、国土交通省の分類では航空機の落下部品としては最も大きい区分に該当するということです。
誘導路やその周辺では27日の早朝にもゴム片が見つかっていて、今回のものと合わせてその数は16に上っています。
成田空港会社によりますと、ジェットスター航空から、今月24日にオーストラリアのケアンズに向けて出発した航空機の右側後ろのタイヤの一部分がはがれているのを到着後の点検で確認したと、26日に報告があったということです。
成田空港会社は見つかったゴム片がこの航空機のものかどうか関連を調べています。
-- NHK NEWS WEB