ことしで発売から50年の、日本の大手おもちゃメーカーの着せ替え人形を並べ、それぞれの時代の流行を振り返ることができる展示会が、東京・銀座で開かれています。
この展示会は、銀座のデパート、松屋銀座で開かれているもので、大手おもちゃメーカーが50年前に発売した着せ替え人形「リカちゃん」の歴代の人形や、おもちゃの家などおよそ700点が展示されています。
人形の中には、それぞれの時代に流行した服装を身に着けているものもあり、ミニスカートを履いたものや、ヒッピーふうのものなどが展示されています。
また20年ほど前の人形は、「コギャル」と呼ばれる女子高校生が登場した当時の世相を反映して、黒く日焼けしたものやルーズソックスを履いたものがあります。
3歳の長女と荒川区から来た30代の女性は、「子どもの頃に遊んだリカちゃんもあり、懐かしかったです」と話していました。
松屋銀座の友高彩夏さんは、「半世紀にわたって愛され続けているのはすごいことで、ファッションの変遷などを楽しんでもらいたいです」と話していました。この展示会は、来月3日まで開かれています。
-- NHK NEWS WEB