28日のニューヨーク株式市場は、中国での新型コロナウイルスの感染の急拡大が世界経済を減速させることへの懸念から、売り注文が増え、ダウ平均株価は300ドルを超える値下がりとなったほか、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数はことしの最安値を更新しました。
28日のニューヨーク株式市場は、中国での新型コロナウイルスの感染の急拡大が世界経済を減速させることへの懸念が強まり、売り注文が増えました。
ダウ平均株価の終値は、前日に比べて365ドル85セント安い、3万2875ドル71セントでした。
IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も1.3%下落し、終値として、ことしの最安値を更新しました。
市場関係者は「中国からほかの国を訪れる観光客などが新型コロナウイルスの感染を広げて世界経済を減速させることにも警戒が強まり、当面のリスクを避けようと、ひとまず株式を売る投資家が多かった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB