年の瀬を迎え、京都市の世界遺産、二条城では入り口に高さ3メートルの大きな門松が飾られました。
京都市中京区の二条城では毎年、この時期に、入り口の東大手門の前に高さおよそ3メートルの門松を飾りつけています。
28日朝、市から委託を受けた造園会社の庭師6人が作業に当たり、土台の上に立てた3本の竹に、松の枝を隙間なく取り付けました。
そして、梅の木を挿して松竹梅をそろえてから、縁起物の南天や杉の葉をあしらって形を整えていました。
京都市元離宮二条城事務所の鳥居将志総務課長は「大きな門にふさわしい大きな門松で、訪れた人たちに正月の雰囲気を味わってもらいたいです」と話していました。
二条城の門松は来月16日まで飾られます。
二条城は29日から3日間は休業しますが、その間も門松は近くの通りから見ることができるということです。
-- NHK NEWS WEB