神奈川県茅ヶ崎市の住宅で55歳の男性が殺害された事件で、逮捕された容疑者が、周辺で行われていた工事の関係者を装って男性を呼び出したとみられることが、捜査関係者への取材で分かりました。
今月20日、茅ヶ崎市中海岸の住宅で、この家に住む会社員の四方洋行さん(55)が訪ねてきた男に刃物のようなもので刺されて殺害された事件では、住所不定の高井靖弘容疑者(50)が殺人の疑いで逮捕されました。
調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
その後の調べで、容疑者がインターフォンで四方さんを呼び出した際、工事関係者を装っていたとみられることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
現場の周辺では最近まで工事が行われていたということで、容疑者は当時、作業着姿で頭に白いタオルを巻いていたということです。
警察は、容疑者が自宅周辺で工事が行われていたことを事前に把握したうえで、計画的に被害者を呼び出した可能性もあるとみて、捜査を進めています。
-- NHK NEWS WEB