29日朝早く、横浜港に建設中のふ頭の沖合で、遊漁船がブイに接触して乗客2人と船長の合わせて3人が軽いけがをしました。
横浜海上保安部によりますと、29日午前5時すぎ、横浜市の横浜港で建設中の新本牧ふ頭の沖合で、釣りのポイントに向かうため航行していた小型の遊漁船「MALICIA」が工事エリアを示すブイに接触しました。
この事故で、遊漁船に乗っていた、いずれも釣り客で神奈川県秦野市の会社員の男性2人が腰椎や足を捻挫するなど軽いけがをしたほか、49歳の船長の男性も額を切るなどして軽傷だということです。
船は船首部分を損傷しましたが、自力で航行し港に戻ったということです。
海上保安部によりますと、船長は「ブイを見落としていた」と話しているということです。
海上は当時、日の出前でしたが、波はおだやかで霧もなかったということで、海上保安部が詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB