気候変動への対応などが世界的な課題となる中、企業の間では、従業員自身が運用商品を選ぶ「確定拠出年金」の運用先に、環境問題や社会的な課題への取り組みを重視して投資する「ESGファンド」を組み込む動きが広がり始めています。
このうち日本生命は、ことしの夏から、確定拠出年金に環境問題や労働環境の改善といった社会的な課題への取り組みを重視して投資する「ESGファンド」を組み込みました。
先月からは従業員向けにESG投資の事例について学ぶオンラインの研修も始め、確定拠出年金を「ESGファンド」で運用する従業員が徐々に増えているということです。
気候変動への対応などが世界的な課題となる中、ESGの取り組みは将来的な企業価値の向上につながるとして、推進する企業が増えていて、こうした企業への投資も活発になっています。
-- NHK NEWS WEB