30日、ニューヨーク株式市場はことし最後の取り引きを終えました。記録的なインフレと急速な利上げを背景にダウ平均株価は年間で4年ぶりに前の年を下回り、下落率は8.7%とリーマンショックが起きた2008年以来の大きさとなりました。
ことし最後の取り引きとなった30日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は、前日に比べて73ドル55セント安い3万3147ドル25セントでした。
FRB=連邦準備制度理事会が、来年も利上げを続けるとの見方から景気が悪化することに懸念が出たことが株式を売る動きにつながりました。
ダウ平均株価は、去年末と比べて8.7%の下落と、4年ぶりに前の年を下回り、下落幅はリーマンショックが起きた2008年以来の大きさとなりました。
また、ハイテク銘柄の多いナスダックは去年末と比べて33.1%の大幅な下落となりました。
-- NHK NEWS WEB