ロシア軍は、年の瀬にもウクライナ各地でミサイルや無人機による攻撃を繰り返しています。ウクライナのゼレンスキー大統領は「来年はさらに防空体制を強化する」と述べ、欧米からの軍事支援も踏まえ、ロシア側の攻撃に徹底して対抗する姿勢を重ねて強調しました。
ロシア軍は29日、ウクライナの首都キーウをはじめ各地のインフラ施設などに対してミサイルなどで大規模な攻撃を行い、キーウのクリチコ市長は、30日の夜明け前にも自爆型の無人機による攻撃があり建物に被害が出たと明らかにしました。
ロシア国防省は30日「ウクライナ軍の指揮統制システムと防衛企業を支援する電力施設に大規模な攻撃を行った」と発表し、年の瀬にも攻撃を続ける姿勢を貫いています。
-- NHK NEWS WEB