去年7月の参議院選挙で当選した参議院議員の資産が4日公開され、土地や建物、定期の預貯金などをあわせた議員1人当たりの資産は、平均で2567万円で、前回・3年前に比べて700万円余り増えました。
今回の資産公開は「国会議員の資産公開法」に基づくもので、去年7月の参議院選挙で当選した125人の資産が、本人の届け出によって公開されました。
NHKは土地、建物、定期性の預貯金、株式を除く有価証券の4つの項目を集計しました。
それによりますと議員1人当たりの資産は平均で2567万円で、前回・3年前から706万円、率にして38%増加しました。
資産の内訳の平均は、
▽土地や建物の不動産が1859万円
▽定期制の預貯金が401万円
▽株式を除く有価証券が307万円でした。
資産が最も多かったのは、
▽自民党の星北斗氏で2億9759万円
▽自民党の古庄玄知氏が2億5257万円
▽自民党の神谷政幸氏が1億8999万円
▽日本維新の会の猪瀬直樹氏が1億394万円で、資産が1億円を超えているのは4人でした。
一方、金額で表示する資産が「ゼロ」と報告した議員は19人でした。
また、議員1人当たりの資産を政党別に見ますと、
▽自民党が3479万円
▽立憲民主党が2059万円
▽公明党が742万円
▽日本維新の会が2475万円
▽共産党が620万円
▽国民民主党が1712万円
▽れいわ新選組が2046万円
▽社民党が936万円
▽参政党が1723万円
▽NHK党は「ゼロ」でした。
-- NHK NEWS WEB