先月、母親の遺体を山梨県内の山林に遺棄したとして川崎市に住む26歳の息子が逮捕された事件で、警察は4日、母親の首を絞めて殺害したとして殺人の疑いで再逮捕しました。
殺人の疑いで再逮捕されたのは、川崎市高津区久末に住む会社役員、水野潮理容疑者(26)です。
警察によりますと、容疑者は先月14日の午前0時ごろ、同居する母親の水野美惠さん(62)の首を手で絞めて殺害した疑いが持たれています。
行方が分からなくなったという通報を受けて、警察が容疑者から事情を聴いたところ、山梨県内の山林で母親の遺体が見つかり、遺体を遺棄した疑いで逮捕していました。
これまでの警察の調べで、母親は首を絞められていて、死亡したいきさつについて捜査を進めた結果、容疑者が自宅内で殺害した疑いがあるとして、4日に殺人の疑いで再逮捕しました。
調べに対し「私が殺害したことに間違いありません」と供述し、容疑を認めているということです。
警察は、詳しいいきさつや動機などについて捜査を進めています。
-- NHK NEWS WEB