東芝の原子力事業を担当する畠澤守常務は、記者会見で、ウェスチングハウスが裁判所の管理のもとで経営再建を進める過程で、訴訟などによって東芝の損失が拡大するおそれについて、「裁判所の計画があるので、われわれが訴訟に関して『リスクがない』と言うつもりはないが、われわれの観点ではリスクはないと思っている」と述べました。
その一方で、「相手があることなので、仮定の前提に立った質問には答えるのは難しい」とも述べ、ウェスチングハウスに破産法11条が適用されることで損失が出る企業から訴訟を起こされる可能性を完全には否定しませんでした。
-- NHK NEWS WEB