大手ハンバーガーチェーンの日本マクドナルドは、今月からハンバーガーなど店頭で販売する商品のおよそ8割を値上げすると発表しました。
この会社では、原材料価格の高騰などを理由に去年3月と9月にも主力商品を値上げしています。
値上げは今月16日から実施し、価格はいずれも税込みで
▽ハンバーガーが150円から170円に
▽チーズバーガーは180円から200円に
▽フライドポテトのMサイズは290円から330円となります。
店頭で販売される商品のおよそ8割が値上げの対象となるほか、宅配サービスや会社が展開するコーヒーチェーンでも、一部の商品を値上げするということです。
この会社では、去年3月と9月の合わせて2回、ハンバーガーなど主力の商品を値上げしていましたが、原材料価格の高騰や円安などの影響が続いていることから、さらなる値上げを決めたということです。
日本マクドナルドは「上昇するコストを吸収しきれず慎重に検討を重ねた結果、再度の値上げを判断した。何とぞご理解をお願いしたい」としています。
外食チェーンでは、ほかにも「ペッパーランチ」が原材料価格の高騰などを理由に今月19日から「ビーフペッパーライス」やステーキなどの主力商品を値上げし、レストランの「ロイヤルホスト」も3月8日からステーキや朝食の一部を値上げすることにしていて、ことしに入っても値上げの動きが続きそうです。
-- NHK NEWS WEB