アルツハイマー病の新たな治療薬「レカネマブ」がアメリカで承認されたことを受けて、開発した大手製薬会社が7日会見を開き、日本での承認申請についても手続きを急ぐ考えを示しました。
大手製薬会社「エーザイ」などが開発した新たな治療薬「レカネマブ」は、アルツハイマー病の患者の脳にたまる「アミロイドβ」という異常なたんぱく質を取り除くことで病気の進行そのものを抑える効果が期待されていて、日本時間の7日、アメリカのFDA=食品医薬品局に深刻な病気の患者に対し、より早く治療を提供する「迅速承認」という仕組みで承認されました。
-- NHK NEWS WEB