国内でがん保険を手がける「アフラック生命保険」と、自動車保険を販売する「チューリッヒ保険」は保険の加入者の個人情報の漏えいが確認されたと発表しました。
両社は、いずれも業務を委託しているアメリカの会社が外部の不正アクセスを受けた可能性があるとしています。
このうち「アフラック生命保険」では、がん保険に加入している132万3468人分の名字や年齢、性別それに証券番号などの個人情報が流出したということです。
一方「チューリッヒ保険」では、現在と過去の自動車保険の加入者のうち最大で75万7463人分の名字や性別、生年月日のほかメールアドレスや証券番号などの個人情報が流出した可能性があるとしています。
今のところ個人情報が悪用されたケースは確認されていないということですが、両社はいずれも業務を委託しているアメリカの会社が外部の不正アクセスを受けた可能性があるとしています。
両社は、対象となる顧客などには個別に連絡して対応するとした上で、「関係者に多大なる迷惑と心配をかけたことをお詫び申し上げます」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB