アメリカの小売り大手、ベッド・バス・アンド・ビヨンドは、去年11月までの3か月間の決算で7期連続の最終赤字に陥ったと明らかにしました。
景気の減速が懸念される中、経営の悪化が深刻になっていて、会社は経営再建に向けて連邦破産法の適用の申請を含むあらゆる選択肢を検討するとしています。
アメリカを中心に家庭用品チェーンを展開する小売り大手、ベッド・バス・アンド・ビヨンドは10日、去年11月26日までの3か月間の決算を発表しました。
それによりますと、売上げは来店者数の減少などから前の年の同じ時期と比べて33%少ない12億5911万ドル、日本円で1600億円余りで、最終的な損益は3億9296万ドル、日本円で518億円余りの赤字でした。
3か月間の決算が最終赤字になるのは7期連続と経営の悪化が深刻になっていて、会社ではアメリカを中心に展開している900を超える店舗のうち150店舗を閉店しコストを削減する計画です。
アメリカでは、記録的なインフレを抑えるため大幅な利上げが続き、景気の減速が懸念されていて、会社は経営再建に向けて連邦破産法の適用の申請を含むあらゆる選択肢を検討するとしています。
-- NHK NEWS WEB