トヨタ自動車は、ことし1年間の世界全体の生産台数について、1060万台を目安にすると発表しました。ただ、世界的な半導体不足の影響が続いていることなどから、これを1割程度下回る可能性もあるとしています。
トヨタ自動車は、自動車部品メーカーが今後の人員や生産設備を検討する際の参考にしてもらおうと、16日、ことし1年間の生産台数の目安を公表しました。
それによりますと、トヨタ単体の世界全体の生産台数は、1060万台を上限とするとしています。ただ、新型コロナウイルスの感染状況や半導体不足の影響などによっては、1060万台を1割程度下回る可能性もあるとしています。
トヨタは「関係仕入れ先の皆様と緊密に連携しながら、変動による影響を少しでも低減し、1日でも早く1台でも多く、お客様に車をお届けできるよう努めてまいります」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB