ネパールで15日起きた小型旅客機の墜落事故による死者は、これまでの捜索の結果、69人となりました。墜落の直前に撮影したとされる映像で、旅客機は突然、機体を大きく左に傾け、高度を下げながらほぼ真横の状態になったあと地面に衝突したとみられ、地元当局は旅客機に何らかのトラブルが起きていなかったかも含めて、墜落の原因を調べています。
15日、乗客乗員72人が乗ったイエティ航空の国内線の小型旅客機がネパール中部の観光地ポカラ近郊の渓谷に墜落しました。
航空会社によりますと、16日までに現場からは69人の遺体が収容されたということで、17日も残る3人の捜索が行われる予定です。
墜落の原因はまだわかっていませんが、ロイター通信が墜落の直前に撮影されたものとして配信した映像では、通常どおり飛行していた旅客機が突然、機体を大きく左に傾け、高度を下げながらほぼ真横の状態になったあと地面に衝突したとみられる様子が確認できます。
地元当局は、旅客機に何らかのトラブルが起きていなかったかも含めて、回収したフライトレコーダーとボイスレコーダーを分析するなどして墜落の原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB