アメリカの動画配信大手、ネットフリックスは去年12月までの3か月間の決算を発表しました。会費が割安な広告付きのプランの導入で会員数は増えましたが、宣伝費などがかさみ、最終利益は90%余り減少しました。
インターネットで映画やドラマを定額で配信しているネットフリックスは19日、去年10月から12月までの3か月間の決算を発表しました。
世界全体の会員数は先月末時点で2億3075万人となり、9月末と比べて766万人増えました。
世界12か国で広告が流れる代わりに会費を安くしたプランを去年11月から導入したことが背景にあり、会社は「現時点の成果には満足している」としています。
一方、最終的な利益は作品の宣伝費などがかさみ、前の年の同じ時期と比べて5500万ドル、日本円にしておよそ70億円と90%余り減って大幅な減益となりました。
また、ネットフリックスは創業者のリード・ヘイスティングス氏がCEOを退き、会長に就任したと発表しました。
-- NHK NEWS WEB