アパレル大手のアダストリアは、自社が運営するインターネット通販サイトに登録されていた会員の個人情報の一部、104万件余りが流出した可能性があると、24日発表しました。
流出した可能性がある情報は、会員の名前と住所、電話番号、メールアドレスなどで、クレジットカード番号といった決済に関わるものは含まれていないということです。
会社は、社内の業務システムのサーバーに、外部から不正アクセスがあったことを今月18日に確認し、ネットワークを遮断して影響の範囲などを調べていました。
これまでのところ、個人情報が悪用されたケースは確認されておらず、情報が流出した可能性のある対象者には、メールや郵送で個別に連絡するとしています。
また、今回の事態に伴って休止していたネット通販のサイトは、近く再開する予定だとしています。
アダストリアは、「セキュリティーと監視体制を強化していき、再発防止に努めます。お客さまをはじめ関係者に多大なご迷惑とご心配をおかけし深くおわび申し上げます」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB