大手乳業メーカーの雪印メグミルクは、原料となる生乳の価格が上がることからバターやチーズなどの一部の製品をことし5月から値上げすると発表しました。
発表によりますと、雪印メグミルクはことし5月1日の出荷分からバターやチーズなど合わせて12品目の価格を引き上げます。
このうち、「北海道バター」の200グラムは、税抜きで405円から410円に、「北海道100クリームチーズ」の6個入りは、300円から310円に値上げします。
この会社が、バターやチーズを値上げするのはおととし4月以来、2年ぶりです。
今回の値上げは、酪農家や飼育する牛が減って乳製品の原料となる生乳の供給量が少なくなっていることなどから、北海道の生産者団体がメーカーに卸す生乳の価格を来月から引き上げるためです。
このほかの乳業メーカーでは、森永乳業でも乳製品の値上げを検討しているということです。
-- NHK NEWS WEB