世界的に車の電動化が加速する中、自動車メーカーのスズキは、2023年度中に国内でEV＝電気自動車を初めて投入し、2030年度までに6車種まで拡大していくとする新たな戦略を発表しました。
スズキが26日に発表した新戦略では、国内で来年度中に会社として初めてとなるEVを軽自動車サイズで投入し、2030年度までに小型車など6車種まで拡大するとしています。
一方、海外では、主力市場のインドで、1月、コンセプトカーを発表したSUV＝多目的スポーツ車のEVを2024年度に投入するということです。
こうした戦略の実現に向け、2023年度から2030年度までの8年間でEVや自動運転技術の研究開発費や、EVの工場の建設費などとして合わせて4兆5000億円を投資する計画も明らかにしました。
そのうえで、昨年度にはおよそ3兆5000億円だった売り上げを2030年度には2倍の7兆円とする目標も打ち出しました。
-- NHK NEWS WEB
