「さっぽろ雪まつり」の開幕を1週間後に控え、メイン会場となる札幌市の大通公園で市民による雪像づくりが28日から始まりました。
ことしの「さっぽろ雪まつり」は、3年ぶりに会場を設けて開催されることになっていて、メイン会場となる札幌市中央区の大通公園では大雪像に加えて、市民がつくる小型の雪像58基も展示される予定です。
小型の雪像づくりは28日から始まり、集まった市民たちは高さが3メートルほどある四角い雪の塊に設計図をもとに印を付けたあと、スコップで雪を削って制作を進めていました。
このうち、アントニオ猪木さんの雪像をつくるという男性は「会社の職場仲間と初めて参加しました。猪木さんの像で、見に来た方に元気を届けたい」と話していました。
まつりの実行委員会によりますと、新型コロナウイルスの感染対策のため、制作する人たちを2つのグループに分けてそれぞれの日程をずらし、密を避ける工夫をしているということです。
「さっぽろ雪まつり」は、1週間後の来月4日から11日までの8日間、「大通会場」と「すすきの会場」の2つの会場で開催されます。
-- NHK NEWS WEB