トヨタ自動車や富士重工業など5社は、タカタのエアバッグを搭載している54車種、合わせておよそ100万台のリコールを国に届け出ました。
今回リコールの対象となったのは、トヨタ自動車の「カローラアクシオ」や「ヴィッツ」など、15車種合わせて75万3460台、富士重工業の「レガシィ」など4車種、18万1809台、三菱自動車の「デリカ」など4車種、5万8562台、ドイツのメルセデスベンツ日本の「C200CGI」など24車種、4万3779台のほか、日野自動車の「日野デュトロ」など7車種、1924台です。
製造期間は車種によって異なりますが、平成14年12月から平成25年4月までです。
これらの車ではエアバッグが作動した際、部品が破損して飛び散るおそれがあるということで、各社は一部を除き、準備ができしだい、全国の販売店で無料で部品の交換に応じることにしています。
今回のリコールは、5社を合わせると54車種、103万9534台に上り、国土交通省によりますと、国内でタカタのエアバッグをめぐるリコールは、自動車メーカー22社で1800万台を超えました。
一方、部品の交換が終わった車は7割程度の1200万台余りにとどまっているということです。
-- NHK NEWS WEB