電子機器の受託生産で世界最大手の、台湾のホンハイ精密工業は30日、日本電産のCEO=最高経営責任者を務めた関潤氏を、EV=電気自動車事業の責任者として招くと発表しました。
関氏は日産自動車を経て、2020年に日本電産に入社し、2021年、創業者の永守重信会長のあとを継ぐ形でCEOに就任しました。
しかし、去年4月に永守氏にその職を譲って降格となり、去年9月には業績悪化の責任をとるとして辞任しました。
ホンハイは、アメリカのアップルのiPhoneなどの受託生産で世界最大手ですが、事業の多角化を図ろうと、EV事業への本格参入を打ち出しています。
乗用車の試作車やEV向けの車台・プラットフォームなどを相次いで開発しているほか、EVバスは路線バスとしてすでに運行が始まっています。
また、おととしにはEV向けのモーター関連製品の生産や開発で日本電産と合弁会社の設立を検討すると発表しています。
ホンハイとしては、成長市場であるEV事業を軌道に乗せるため、自動車メーカーで豊富な経験がある関氏を招き入れました。
関氏は2月1日付けで、EV事業のCSO=最高戦略責任者となります。
-- NHK NEWS WEB