三井住友フィナンシャルグループは、銀行のオンライン取り引きやカード決済、保険、それに資産運用などを1つのアプリで利用できる新たなサービスを発表しました。
アプリを通じてポイントをためたり、使ったりすることができ、「ポイント経済圏」に向けた顧客の獲得競争が激しさを増しそうです。
新たなアプリでは、銀行口座の管理や振り込みなどの取り引き、カード決済や資産運用、それに保険の契約などの金融サービスを一元的に利用できます。
利用額などに応じて、グループの「Vポイント」がたまり、店舗での買い物や株式の購入などに使うことができます。
キャッシュカード、クレジットカード、ポイントカードなどの機能を1枚に統合した新たなカードも発行し、アプリと連携します。
会社では、来年4月をめどにVポイントをカルチュア・コンビニエンス・クラブの「Tポイント」と統合する方針で、アプリによる幅広い金融サービスの提供で「ポイント経済圏」の拡大を加速させたい考えです。
-- NHK NEWS WEB