ロシア軍は東部のウクライナ側の拠点バフムトへの攻撃を続け、周辺の幹線道路が占拠されるなど、ウクライナ側の孤立が深まっているという見方がでています。
ウクライナ側は徹底抗戦する構えを強調するとともに、反転攻勢を目指し、欧米諸国に対して射程の長い兵器などの供与を訴えています。
ウクライナに侵攻するロシア軍は、東部ドネツク州のウクライナ側の拠点の1つ、バフムトの掌握に向け戦闘を激化させ、親ロシア派の指導者プシリン氏は4日、SNSで「包囲が間近に迫っている」と主張しました。
戦況を分析するイギリス国防省は5日、「ロシア軍はバフムトの包囲をねらい、小さな前進を続けた」と指摘しました。
この前進によって、バフムトにつながる幹線道路が脅威にさらされ、一部はロシアの民間軍事会社ワグネルに占拠された可能性が高いとし、ウクライナ側の孤立が深まっているという見方を示しています。
-- NHK NEWS WEB