16年ぶりに新人どうしの争いとなった北九州市長選挙は、無所属で元厚生労働省室長の武内和久氏(51)が、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦し、社民党が支持した元内閣府参事官の津森氏ら3人を抑え、初めての当選を確実にしました。
武内氏は福岡市出身の51歳。
厚生労働省で福祉人材確保対策室長などを務めたあと、外資系企業の役員などを経て4年前の福岡県知事選挙にも立候補しました。
今回、武内氏は選挙戦で、市長や議員の報酬を見直すなど行財政改革を断行して財源を生み出し、子育て支援の拡充や新たな産業の創出など次世代への投資を進めると訴えました。
そして、一部の自民党市議会議員らの支援も受けて、自民党などの支持層やいわゆる無党派層から幅広く支持を集めました。
-- NHK NEWS WEB