今月1日、埼玉県川口市と横浜市で3件相次いだ切りつけ事件で、横浜市での事件に関わったとして逮捕された会社員は、川口市内にある会社に勤めていることが捜査関係者への取材で分かり、警察は、川口の事件についても関わっていた可能性があるとみて調べを進めています。
一方、会社員は横浜の事件について容疑を否認しているということです。
今月1日、横浜市のJR保土ケ谷駅近くの歩道で、20代の男性が刃物のようなもので太ももを切られてけがをした事件で、警察は横浜市の会社員、森川浩昭容疑者(62)を4日、傷害の疑いで逮捕しました。
調べに対し、容疑を否認しているということです。
横浜の事件のおよそ1時間半前には、埼玉県川口市でもすれ違いざまに足を切りつけられる事件が2件起きていて、警察は、各地の防犯カメラの映像を解析するなどして関連を調べています。
警察のその後の調べで、会社員が川口市内にある会社に勤務していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
会社員の自宅は横浜市の現場からおよそ900メートルほどの距離にあり、勤務先も2件の事件が起きた川口市にあることなどから、警察は、会社員が川口の事件にも関与した可能性があるとみて調べています。
-- NHK NEWS WEB