経団連は新しい副会長として、外資系企業の日本法人でトップを務める女性経営者など6人を起用する人事案を発表しました。
経団連は6日の記者会見で新しい副会長6人の人事案を発表しました。
このうち、水や環境関連のビジネスを展開するヴェオリア・ジャパンの野田由美子会長(63)は外資系企業として初めて起用されます。
このほか、
▽日本生命の筒井義信会長(69)
▽NTTの澤田純会長(67)
▽三菱商事の垣内威彦会長(67)
▽三菱重工業の泉澤清次社長(65)
▽三菱UFJフィナンシャル・グループの亀澤宏規社長(61)が
新たに起用されます。
人事案は、ことし5月末の定時総会で正式に決定される見通しで、副会長20人の体制で十倉会長を補佐することになります。
十倉会長は記者会見で「人格や識見、各業界での実績などを総合的に判断して選んだ。野田さんはGXの取り組みでも活躍されているので日本の環境問題を引っ張っていってほしい」と期待を述べました。
-- NHK NEWS WEB