31日の東京外国為替市場は、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が今後も利上げを続け、日本とアメリカの間の金利差が拡大するという見方から、円を売ってドルを買う動きが広がり、円相場は大きく値下がりしています。
市場関係者は「FRBの幹部が30日、さらなる利上げに前向きな発言をしたことなどを背景に、日米の金利差が今後、拡大するという見方が広がっている。また、国内の輸入企業の間で決済に必要なドルを調達しようと、円を売ってドルを買う動きも出ている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB