鳥インフルエンザの流行で原料の卵が不足しているとして、外食大手の「すかいらーくホールディングス」はグループのレストランで提供している卵を使った一部のメニューの販売を休止することなどを決めました。
発表によりますと、今月16日から販売を休止するのは、
▽「ガスト」で提供しているパンケーキやガパオライスのほか、
▽「バーミヤン」の卵とあんかけをのせたチャーハンなど、
合わせておよそ10品です。
また、
▽傘下のしゃぶしゃぶ専門店「しゃぶ葉」では、これまですき焼き風のだしを注文した客に無料で提供していた卵を、今月13日からは1個税込み55円と有料にするとしています。
販売休止などの理由について会社では、鳥インフルエンザの流行の影響で原料の卵の供給が不足しているためとしたうえで、今後の入荷状況によっては、ほかのメニューの販売も休止する場合があるとしています。
卵をめぐっては、鳥インフルエンザの感染拡大で出荷が減少しているほか、飼料価格の高騰もあって価格が上昇していて、一部のコンビニエンスストアや食品メーカーで商品の販売休止や値上げの動きが出ていますが、こうした供給面の影響が外食業界にも広がった形です。
-- NHK NEWS WEB