アメリカ西海岸のロサンゼルスでは、日本人と日系アメリカ人のクリエーターが連携しながら、日本のアニメや音楽の世界への発信強化を図ろうという取り組みが始まりました。
これは、ロサンゼルスの日本総領事館や、エンターテインメント業界で活躍する日系アメリカ人らが立ち上げたもので、ロサンゼルスのグラミー博物館で9日、初会合が開かれました。
会合では、日本のアニメ映画製作会社や、音楽関係の会社の代表らが、日系アメリカ人のクリエーターたちと、今後の展望について意見を交わしました。
この中では「映画では、家族のことやアイデンティティーのことなど、世界共通の課題を題材に選ぶべきだと思う」という声や、「ネットのストリーミングの充実で、日本で作った音楽が、すぐに世界中で売れるようになっている。いろいろな方法があるはずだ」などといった意見が出ていました。
-- NHK NEWS WEB