神奈川県横須賀市は、新たに導入する2台のEV=電気自動車の公用車を、土日や祝日は一般の人がカーシェアリングとして使えるサービスを始めます。
横須賀市は、東京に本社があるカーリースの会社とリース契約を結び、公用車として新たに2台のEV=電気自動車を導入しました。
EVは平日だけ公用車として使用され、公務で使わない土日や祝日には、カーリースの会社がカーシェアリングとして、市民や観光客に有料で貸し出すということです。
市によりますと、土日や祝日にカーシェアリングに回すカーリース契約のほうが財政負担が少なく、市にとってメリットが期待できるということです。
また、災害による停電の際には、EVを活用した公共施設への電力の供給も想定しているということです。
横須賀市ゼロカーボン推進課の島田圭課長は「皆さんにEVをカーシェアリングで体験してもらい、横須賀市全体の脱炭素化を進めていきたいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB