セキュリティーソフトなどの開発・販売を手がけるIT企業のソースネクストは、自社のウェブサイトが不正アクセスを受け、製品を購入した人のクレジットカード情報など、合わせて12万人余りの個人情報が漏えいしたおそれがあると、発表しました。
情報漏えいのおそれがあると発表したのは、東京 港区にあるセキュリティーソフトなどの開発や販売を手がけるソースネクストです。
会社によりますと、製品を購入することができるウェブサイトのサーバー上のファイルが何者かによって改ざんされ、利用者がサイトに入力した情報の一部が、不正に外部に送信されていたということです。
漏えいしたおそれがあるのは、去年11月からことし1月までにこのサイトを利用して製品などを購入した12万人余りの氏名などの個人情報で、このうち11万2000人余りは、クレジットカード番号やセキュリティコードなどの情報も漏えいしたおそれがあるということです。
一部のクレジットカード情報はすでに不正に利用された可能性があるとしています。
ソースネクストは「今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止のための対策を講じてまいります。お詫び申し上げます」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB