トランプ政権で国連大使を務めた共和党のニッキー・ヘイリー氏が来年行われるアメリカの大統領選挙に立候補すると表明しました。
共和党で有力視される候補者としては、立候補の意向を明らかにしているトランプ前大統領に続いて2人目です。
14日、自身のツイッターに投稿した動画の中でヘイリー氏は「新たな世代が指導者になる時が来た」と述べ、世代交代が必要だと訴えました。
ヘイリー氏は、国連大使時代には、当時のトランプ大統領を代弁する形でアメリカ第一主義の立場を強く主張し、国連の活動がアメリカの国益にかなっていないものもあるとしてアメリカなどが分担する国連の予算の削減につなげました。
ただ、トランプ氏が大統領選挙で不正が行われたなどとする主張を続ける中、距離を置くようになり、今回、共和党内の候補者選びでトランプ氏に挑む形となりました。
共和党の候補者選びをめぐっては調査会社、モーニング・コンサルトが今月、共和党支持者を対象に行った世論調査で、トランプ氏を支持すると答えた人が47%で最も多く、次いで立候補が取り沙汰されるフロリダ州のデサンティス知事が31%となっています。
-- NHK NEWS WEB